2016/04/29

ケラトサイト論文の掲載!

 好中球にしろ粘菌にしろ、遊走細胞はケミカルな誘引物質が無くても動きまわっています。細胞の各所各所がてんでバラバラに動いて、細胞がブチブチちぎれてしまうなんてことはまずありません。このことが私にはすごく不思議でした。
 なぜって、この事実は、細胞というものが、自分自身の前後極性を、自分の各所で接着している基質との力学的な相互作用を情報源として、自律分散的に生み出せる、ということを示しているからです。細胞の知性を予感させられるじゃないですか。

 ケラトサイトという細胞はさらに不思議で、なんと、この前後極性を生み出す知的なシステムを二つ持っているのです。見つけちゃいました、沖村さんが。
 早刷が Cell Adhesion & Migration のサイト(こちら)に掲載されました。お読みいただけると嬉しいです。

Okimura, C. and Iwadate, Y. (in press).
Hybrid mechanosensing system to generate
the polarity needed for migration in fish
keratocytes. Cell Adhesion & Migration.
別刷り(PDF)のリクエスト待ってます!

学振採択おめでとうございます。

当研究室の清水君が学振DC2に採択していただけました! 清水君おめでとうございます。